母なる川 1
母なる川ということばがあります。
隅田川は、世界都市東京の顔であり、下町・川の手のシンボルです。
江戸・東京の400年に及ぶ歴史のなかで、この川は、都市のなかの代表的な川として、栄枯盛衰を経験した。
人間の心に潤いがあるとき、川は澄んで文化を育み、その反面、川が汚れたときまちは荒廃しています。
隅田川が、歴史に現われるのは古代です。
西暦538年、日本に仏教が伝わり、『浅草寺縁起』によると、すでに628年には浅草寺が創建される。
檜前浜成・竹成の兄弟が、宮古川(隅田川)で観音像を網にかけ、土師中知がまつったといいます。